ベースボールブログ

野球の競技人口は年々減っていっています。そこで元高校野球児が野球の基礎や様々な野球情報を発信します。

なんで野球選手とサッカー選手では語学力に差が生まれるの??

多くの日本人アスリートが海外に活躍の場を広げる中、野球選手は語学力が劣っている。

そこで今回はサッカー選手と比較してなぜ野球選手は語学力が劣るのか追求していきましょう。

 

そもそもどのくらい語学力に差があるの??

サッカー日本代表川島永嗣選手は日本語以外にフランス語やイタリア語などおよそ6ヶ国語を操り、岡崎慎司選手は「日本語よりドイツ語が堪能」と称されるほど。

また、長友佑都選手は日本語でのインタビューで日本語を忘れてしまうほど外国語がペラペラだ。

それに比べて、昨年メジャーで衝撃的なデビューを飾った大谷翔平選手は片時も離れず日本人通訳を付けている。

これはもちろんアメリカ1年目だからということもあるものの、「日本の野球選手は英語が話せない」という印象があることに間違いはない。

 

競技のシステムからこのような差が生まれている??

野球選手とサッカー選手の語学力の差を作っているのは「競技のシステムの違い」からだと言われている。

サッカーでは野球に比べ、プレー中に密接なコミニュケーションが必要とされる。

さらに、ピッチ上に通訳が立つことが許されていないため、選手は必ず自分から話さなければならない状況が生まれる。選手間ではもちろんだが、首脳陣やスタッフと信頼関係を気づくためにも普段の生活から会話に入る必要がある。

そうしなければ味方からパスも来ないし、監督の考えが分からず試合に起用されないからだ。

 

それに比べ野球では、通訳がグラウンドに立つことが許されており、監督や選手間でのコミニュケーションは基本的にはサインで行わられるため、英語が話せなくても、起用やプレーに支障がでないのだ。

このシステムの違いが最も、野球選手とサッカー選手の語学力の差を生んでしまっている。

 

目標の違い

システムの違いに加えこの目標の違いも語学力の差をつくっているのです。

野球選手の多くは国内のプロ野球を目標にして日々汗を流します。

メジャーに挑戦したいと思っている選手も多くの選手が日本のプロ野球で活躍してからメジャーに挑戦しています。

大谷選手も高卒でメジャーに挑戦するという噂があったものの、結局日本で活躍してからメジャーに移籍しました。

プロ野球を経験せずにメジャーに挑戦する選手もいますが、未だ目立った活躍が出来ていないため、多くの選手がプロ野球を経験してからメジャーに行きます。

 

それに対して、サッカーは始めから海外を視野に入れてプレーをしています。

今は国内でプレーをしている久保建英選手はなんと10歳からスペインのバルセロナに入団しています。

ですので海外を視野に入れている選手は幼い頃から外国語の勉強をしているため、海外に挑戦する頃にはある程度話せる選手が多いのです。

 

 

以上が野球とサッカーの語学力の比較でした。

もちろん、野球選手は全員が語学力が低いとか、サッカー選手は皆語学力が高いといったわけではありませんが、競技として比較すると差があると言う話です。

ぜひ、参考までに。

読んでいただきありがとうございました。