宮本慎也杯バント禁止なんだって!!
現在の学童野球にはプロ野球選手が主催を務める大会がいくつかある。
そんな中、東京ヤクルトスワローズのヘッドコーチである宮本慎也さんが大会会長を務める宮本慎也杯には他の野球大会にはない面白いルールがある。
それは・・・
バント禁止!!!
というものだ。
これは宮本さんの
「思いっきり楽しくバットを振ることで、野球の楽しさを感じてほしい」
という願いからこのようなルールができた。
このルールは非常に良いと思います。
僕自身小学校6年生の頃なんて本当に打つことができなくて、ランナーがいればバントや進塁打を狙うような選手だった。
バントも嫌いというわけではないが、やはりどうせなら思いっきり打ちたい。
進塁打を打つことも当然重要だとも思う。でもそんなことばかりしていてはスケールの小さな選手になってしまう。
野球を始めた人なら誰しもが思う、ホームランを打ちたいという思い。
試合の勝敗ばかり追いかけて、バントやちいさなバッティングをしていては打てません。
そのような事は中学校や高校になってからで十分だと思う。
小学生の時はとにかく、思いっきり野球を楽しむことが一番だと思います。
そして、これからの日本の野球のスケールはどんどん大きくなっていくと思います。
大谷選手のメジャーでの活躍や、柳田選手のようなホームラン。
日本の打者はどんどん飛距離がのび、もっとパワー野球が主流になると思います。
ヒットメーカーと言えばイチロー選手だが、イチロー選手は単打ばかりでもなく長打やホームランも打てるからこそ投手には恐怖を与える。
やはり一発のある選手は守っていて怖いですよね。
そしてプロ野球選手になるような選手はほとんどの人が学生時代は強打者として活躍しています。
バントで有名な川相さんも学生時代にはバンバンホームランを打っていたのは有名な話。
プロ野球選手は厳しいプロの世界で生き残るためにあえてバッティングのスケールを落とす人がいます。
ですが、小学校の頃からそんな必要はないと僕は思います。
どんだけ体が小さくてもフルスイングしてほしいし、その方が絶対に将来に良いように働く。
一度小さくなったスケールを大きくするのには本当に大きな労力と時間が必要である。
それに比べて、大きなものを小さくすることは大きくするよりは難しくないと思います。
これを見てくれている、小学生諸君。
今は結果にとやかく悩むのでなく、思いっきりバットを振ろう。
今は結果が出なくても、中学、高校にいけば必ず良い方向に進む。
そしてなにより野球を楽しもう!!!!