見逃し三振した時はギリギリ感を出す?野球部あるある第10弾
野球をやった事がある人、今現在野球をやってる人
「見逃し三振したことありますか?」
この質問に
NO!!
と答える方にはわからないあるあるですが、
野球をやっていれば誰しもが“見逃し三振”はするものです。
そして、不思議な事に見逃し三振をした選手は謎にギリギリストライクだった感を出します。
野球部なら全員が分かると思います。
では具体的に説明していきます。
let's野球部あるある!!
見逃し三振はバッターとして1番やってはいけない
野球をやっている人・やっていた人はわかると思いますが、
バッターにおいて1番やってはいけない打ち取られ方が“見逃し三振”です。
空振り三振と見逃し三振は“三振”という事に変わりはないものの印象が全く違います。
空振り三振では、バットを振っているので、打つ気はあったものの相手投手の方が1枚上手だったという事になる。
それに対して見逃し三振は、バットすら振っていないから、そもそも打つ気が無いという事になる。
つまり、バッターにおいて“見逃し三振”は避けていきたいものです。
プロ野球選手で主力で活躍する選手の中には、
相手が好投手でボールに慣れるために、仕方なく見逃し三振をする選手もいます。
ですが、アマチュア野球ではこういったことは許されません。
アマチュア野球で投手のボールに慣れるには“とにかく振ってボールに合わせる”というのが基本になります。
ですので、バッターが初球をあえて見逃す事はあっても見逃し三振をすることはダメな事なのです。
仕方のない見逃し三振もある
ではアマチュア野球では“見逃し三振”は全てダメかというとそうでもありません。
実は“許される見逃し三振”も存在するのです。
許される見逃し三振に関係しているのは“審判”です。
アマチュア野球の審判は、大きな大会でない限り専属の審判がジャッジを行なう事はあまりありません。
さらに、プロ野球の審判と違いアマチュア野球の審判は全てボランティアで行ってくださりプロの審判のような厳しい試験などはありません。(高校野球の審判もボランティア)
そのため、どうしても曖昧なジャッジであったり誤審というものが増えます。
それはストライクゾーンも例外ではありません。
トップレベルの審判だとストライクゾーンがブレるという事は少ないですが、
プロの審判でないとどうしてもストライクゾーンがぶれてしまいます。
だから、
「これは完全にボールだろ」
というボールがストライクと判定されて、見逃し三振をしてしまう事があります。
しかしこの“見逃し三振”だけはバッターが唯一許される“見逃し三振”です。
だから選手は見逃し三振をしたらギリギリ感を出す
選手たちはいかに見逃し三振をしてはいけないのか分かっているものの、
どうしてもしてしまうものなのです。
そこで選手は無意識というかいつのまにか見逃し三振をした時は
「そこストライク?!」
感を出すようになります。
野球をやった事がない人で疑っている人は、
地元の中学校の野球部の練習試合を見に行ってください。
正直、笑ってしまうほどみんな“ギリギリ感”を出しますよ?
この“ギリギリ感”を出すのは監督に怒られないためというだけでなく、
本当に無意識にやってしまうんです。
けど、後々考えたら
「やっぱりあれはストライクで正解だな」
となります。
野球選手も不思議ですよね。
審判のジャッジに文句は絶対に言ってはいけない
よく、プロ野球では審判のジャッジに納得ができず審判と揉めるシーンがあります。
ですがアマチュア野球では絶対にやってはいけません。
アマチュア野球の“審判”は先程も述べたようにボランティアで行ってくださっています。
お金を貰える訳でもないのに、選手のためにジャッジをしてくださっています。
だから、判定が間違っているからといって選手は絶対に文句を言ってはいけません。
それだけで、チームの雰囲気も悪くなり、なにより見ている人たちが不快になります。
本当に間違った判定は監督がキチンと確認をとってくれます。
だから選手はどんなに間違ったジャッジでも、素直に受け止めプレーをするように心がけましょう。
以上が野球あるある第10弾でした。
野球選手は不思議な生きものですね。
それではまた次回!!