部活優先の高校は普通の進学校とかけ離れている。
今回も少し野球とは関係ない話ですが、皆さんは高校はどのような高校に行かれましたか??
僕みたいに部活をしに学校へ?大学や将来に向けて進学校や実業系の高校に?
日本には本当に様々な高校があると思いますが、僕のような部活優先の高校では進学校では考えられない事が普通に起きます。
そこで今回は僕の高校の話をします。
あくまで普通科の高校
これは大前提として僕の通っていた高校は普通科の高校です。
その中で進学コースと部活コースがあるような感じです。
でも普通科の高校なので、僕たち『部活コース』組にも英語や社会、数学・国語といった授業はもちろんあります。
ですがその授業内容が凄いんです。
英語の授業はbe動詞から
これ本当なんです。
しかも恐ろしいのが、クラスメイトの半分くらいの人はこのbe動詞が分からないのです。
だから高校1年生の英語の授業の始めの方は、中学校レベルの英語を勉強していました。もちろん部活コースにも賢い人もいて、そういった人は基本的にテストは当たり前のように90点以上を取るのですが、クラスの平均点は40点くらいでした。
赤点は平均点の半分だから恐ろしい事件が
僕ら部活コースの赤点の基準は“そのクラスの平均点の半分を下回ったら”と言うもので、基本的に30点を取れば赤点は回避できました。
そんな僕らにはある伝説があります。
高校2年生の夏休み明けのテストで、当時僕らの数学の教師は僕ら部活コースの生徒の学力の無さが不安で、夏休み明けに進学コースレベルに近い問題を作ってきたのです。
僕ら部活コースの生徒は夏休みの課題はなんとかやってきたものの、夏休みはほとんど勉強はせず部活に勤しんでいました。
そんな僕らに進学コースに近いレベルの問題を解けというのはかなり無理難題でした。
そしてテストを返す授業の日に、その数学の先生はとても不機嫌な様子でクラスに入ってきて、テスト返しが始まりました。
まず先生から驚きの言葉が。
平均点は・・・・・・4点です。
さすがの僕らでも平均点が一桁になった事は無く、少し焦りましたが、僕らの高校の制度上3点以上取れば赤点を回避できるので誰しもが安心をしましたが、ことごとくみんな『0点』でした。
そんな中で僕は『5点』を取り、同級生から、お前賢いなぁ〜と賞賛を受けていると、その数学の先生がレベルの低い争いに逆に大爆笑していました。
これは僕らの高校で語られる伝説の一つで「平均点1桁」です。
理科のテストに答えが載っている!?
理科のテストって大体、「被子植物について」とか「天気について」と言った感じのテストですよね??
それで普通のテストだと被子植物についてのテストだとその言葉を問題用紙に絶対に載せないようにしますよね??
ごく稀に先生のミスで載ってしまう事はありますが、基本的に載せることはタブーです。
ですが、僕たちの理科のテストでは20点分くらい問題用紙に答えが載っているんです。
だから僕たちのクラスは理科だけ異様に平均点が高かったです。
球技大会では絶対に優勝
僕たち部活コースには絶対に負けられない学校行事がただ一つあるのです。
それは“球技大会”です。
僕たちが進学コースに勉強で勝てないのはわかっているものの、この球技大会で負けると言うことは正直恥でしかありませんでした。
だから僕たちは球技大会前の体育は本気で球技大会に向けて練習をします。
みんな部活をゴリゴリでやっている奴らばかりなので、練習は普通に厳しかったです。
そして僕が3年間いた中では、学期に1回ある球技大会は全て“部活コース”が優勝しています。
ただこれだけが、僕たちの楽しみでした。
以上は僕が通っていた高校の話です。
まだ別に話も色々あるので、いつか続きを書きたいと思います。
そして1つ言いたいのは、これはひと昔前の話で今は文武両道に力を注いでおり、部活コースでもしっかり勉強をしています。
さらに僕は高校時代にもう少しだけ勉強をしておけば良かったと思っています。
だから野球と勉強共に大事にして、有意義な高校生活にしてください。
読んでいただきありがとうございました。