結局素振りが一番!!
今回は僕の現役時代の話で、今思っても“素振り”はやって良かったなと思います。
もちろん技術向上だけを考えると何にも考えていない素振りは意味が無いのは確かですが、『いち野球選手』として素振りはやっていて本当に良かったと思います。
そこで今回は僕が思う“素振り”をやって良かったと思う事を紹介します。
技術向上
これは言わなくても分かる通り、打撃能力を上げるうえで素振りは絶対に欠かせない練習の1つです。
先程も述べたように、何も考えず素振りをしたら上手くなるということは絶対にありませんが、しっかりと頭を使って行えばとてもためになる練習です。
そして素振りを行わない選手は絶対に上手くならないと僕は思います。
素振りは他の練習と違い、自分のスイングの形・感覚だけに集中することができます。
だから今打てていなくてなんの練習をしようか迷っている選手はまず素振りをする事をオススメします。
自分の良いスイング・悪いスイングが分かる
素振りをし続けると自分の良いスイングの感覚が徐々にわかっていきます。
これは野球選手にとってはとても大きな進歩です。
自分の良いスイング感覚が身につく事によって、調子が悪い原因がどこにあるのかもおおよそ分かるようになります。
さらに、感覚が良くなるというのは技術的にも大きな進歩でスイングのレベルが上がっている証拠になっているのです。
ですが、スイングの感覚が良くなったからといってすぐに結果が良くなるわけではありません。
今までよりもスイングスピードが上がったりすると、自分が思っているようなタイミングで振るとタイミングが合わないことが多くなります。
これは完全に実践不足なので、スイングのレベルが上がったと思ったら積極的に実践練習をする事をオススメします。
とにかく自信になる
もしかしたらこれが1番のプラス効果かもしれません。
やはり、毎日毎日素振りをし続けると大事な試合・チャンスの場面で自信をもてるようなります。
1打逆転の場面で練習の手を抜いている人は「もう少し練習しておけば良かった」と思ってしまうかもしれません。少しでも考えてしまうとそれはマイナス思考なのです。
逆に毎日練習をまじめに取り組んだ人は「やれる事は全てやった。あとは自分を信じよう」とプラス思考になれるかもしれません。
さらに仮にそういった場面で打てなくても「やれることはやったから仕方ない。相手の力が1枚上手だった」と後悔をしないと僕は思います。
野球の結果というのは、その時の試合の流れや運によって左右されます。
でもこれだけは言います。
素振りはやって後悔する事はない
だから、今現役で活躍している選手は毎日悔いの無いように素振りをしてください。
読んでいただきありがとうございました。