広島、菊池が来年メジャー挑戦で黄金期が終わる??
昨日契約を更新した広島の菊池 涼介が近々メジャーに挑戦することを表明。
今期は打撃不振もあり打率2割3分3厘、13本塁打、60打点だったものの、菊池の代名詞守備のほうは自己最小記録の失策はわずか3であった。
球団は守備の評価はもちろんだが、打撃もチャンスでのバッティングや2番打者としての活躍を評価し5000万円アップの広島野手今季最高額の2億4000万で契約を更新した。
そんな菊池選手が契約更新の会見の場でメジャーに挑戦したい気持ちを球団に伝えた。
今年の成績はふがいなかった。自分にハッパをかけるつもりでメジャーに挑戦したいという思いを伝えました。とコメント。
菊池選手は世界でも有名な選手だ。
菊池選手の名が世界に広まったのは、昨年のWBCである。
日本代表のセカンドとしてレギュラーに出続け、再三の好守備で日本を救った。
そんな菊池選手の守備に世界は、忍者と表し大絶賛した。
瞬く間に菊池選手は世界の選手になった。
日本球界でも6年連続でゴールデングラブ賞を受賞し、今や日本の名手といえば多くの人が菊池選手の名前をあげる。
さらに菊池選手はバッティングも凄いのだ。
安定した打率を残しながらも、2番打者ながら本塁打も打てる。
近年の野球では打てる2番打者が主流で、昔のようにバントができればいいというようなものではない。
そんな現代野球で12球団の中でトップクラスな2番打者がこの菊池選手なのだ。
そして打てる2番打者として活躍し、広島の3年連続リーグ優勝に貢献した。
しかし、もし菊池選手がメジャーに移籍してしまうと広島の戦力は大幅におち広島の黄金期は終わってしまうかもしれない。
今年のオフに巨人に丸選手がFAを行使して移籍する。
それだけでも広島からしたら痛いのに菊池選手まで広島を離れてしまうと・・・。
今のセ・リーグはダントツで広島が強い。
正直他のセ・リーグの球団は手も足もでないような状態だった。
ですが、巨人の原監督が広島の戦力を崩すために丸選手を獲得した。
広島には良い若手が多くいるのも事実だが、どうしても丸選手や菊池選手のような球界を代表する選手は中々でないと思う。
しかし、若手育成がうまいことで有名な広島。
今の黄金期を逃さないためにもポスト丸、ポスト菊池選手が必要になる。
もしかしたら、来年のカープは多くの新人選手がデビューするかもしれない。
今年のドラフト1位の小園海斗選手も来年デビューするかもしれない。
高校生なので、即戦力になるのか疑問になるところはあるものの間違い無く潜在能力は素晴らしいものがある。
昨年は中村奨成を獲得した広島。
センターラインには多くのスター候補がいる。
これら若手の選手が成長すれば、まだまだ広島の黄金期は続きそうだ。
来年のセ・リーグの優勝争いはどうなるのでしょうか??