野球選手なら自分のポジションは自分で整備せよ!!
みなさんはグラウンド整備はきちんとしていますか??
僕は自分のポジションは絶対に自分で整備していました。
言い方が悪いですが、他のポジションは絶対に整備をしませんでした。
時間の無駄だと思うからです。
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智弁和歌山の元監督の高嶋監督も言っています。
さらに全員が自分のポジションを整備すれば必然的にグラウンド整備は終わります。
ではなぜ僕が自分のポジションを絶対に自分で整備するのかを説明します。
グラウンドの特徴を掴める
どんなに綺麗なグラウンドでも多少なりとも癖があります。
走路のところがくぼんでいたり、土の硬さなどを自分で整備することによって把握することができます。
これはとにかく大きいです。
そのグラウンドの状況を把握することで、イレギュラーしそうなところがわかってあらかじめの準備ができたり、怪我の予防ができます。
自分のポジションに愛着が湧く
毎日毎日整備していると、自分のポジションに愛着が湧きます。
これは完全に個人差があると思うのですが、僕自身はものすごく愛着が湧いたし、自分がこのポジションでレギュラーを取るんだとやる気もでます。
野球をやっていれば誰しも不調があります。
守備はあまり調子に左右されないといわれますが、僕はものすごく調子がありました。
そのときは本当に辛いのですが、そんな時に自分のポジションを整備するとなんだかやる気が出ます。
僕は守備の調子が悪いときには心の中で
「どうしたら調子が良くなるん?」とグラウンドに聞いていました。
もちろんグラウンドから答えが返ってくるわけはありませんが、気晴らしくらいにはちょうど良いです。
他の球場でも特徴を掴むのがうまくなる
これが一番大きな利点だと思います。
毎日グラウンドの状態は違います。
それを平らにすることで、グラウンドの状態を見抜く能力が上がります。
これは一番始めに紹介した理由と似ていますが、他の球場でも特徴を掴むことができるのは凄く大きいです。
特に内野手は重要です。
最近の球場は外野が芝という球場が多いので、外野ではあまりイレギュラーがしませんが、内野は土のグラウンドが多くイレギュラーが多いです。
試合ではイレギュラーしたからドンマイといったような甘いものではありませんよね??
その1プレーで負けてしまうなんてよくある話です。
しかし、毎日自分のポジションを整備していればグラウンドの状態を見抜く能力があがっているため、でこぼこのところは自分で慣らしたり、頭の中でここにきた打球はイレギュラーの可能性が高いと頭に入れるだけでエラー率は大きく変わります。
このように、毎日整備をするだけで様々なメリットがあります。
上級生はどうしても下級生に整備を任せがちです。
でも実際にはグラウンドを多く使うのは上級生です。
自分で使ったものは自分で片付けるのは普通ですよね??
今、自分で整備をしていない人。
夏の大会で痛い目見ますよ??