ベースボールブログ

野球の競技人口は年々減っていっています。そこで元高校野球児が野球の基礎や様々な野球情報を発信します。

自分は“持っている”と思い込む事が重要

よく1流のアスリートや芸能人の人は「持っている」と言われますよね?

確かに生まれ持った運というのはもしかしたらあるかもしれません。

では、生まれた瞬間から「持っている人・不運な人」は決まってしまうのでしょうか?

皆さんはどう思いますか?

 

僕はこれに関しては『NO』です。

ではなぜ僕がこのように思うのか説明していきます。

 

人間は思い込みでできている

まず、これを読んでもらっている人は自分は「持っている人」だと思いますか?

自分のことを「持っている人」と思っている人・・・正解です。

じゃあ自分を「不運な人」だと思っている人は不正解かというと・・・

これまた“正解”です。

 

つまり、自分が思う事が全て正解なのです。

人間は99%思い込みでできている

と言われるほど、自分の思考によって左右される動物です。

実際に思い込みによって起きた様々な事例を紹介します。

思い込みによって起きた実例

偽薬でも病気が治った

偽薬とは見た目こそ本物の薬のようだが、実際には薬としての効果は全くないもの。

そしてある実験で、ある病気を持った患者に「これは物凄く病気に効く薬」と言って、偽薬を飲ませ続けた。

その結果なんと、病気が治ったのだ。

これは有名な“プラシーボ効果”で、人が「薬」と信じ病気が治ると思い込んだ結果偽薬でさえ病気が治ったというものだ。

体に傷1つ付いていないのに、思い込みで死刑囚が死亡

この実験は第二次世界大戦前のヨーロッパで行われた実験で、『人間の体重の10%が血液と言われていたが、それ以上血液があると考えており、それを証明するため』に行われた。

 

まず死刑囚はベッドに横たわるように指示をされ、目隠しをさせられます。

そして死刑囚は自分の手足から血が流れていると暗示をかけられ、ポタポタと血が落ちる音を聞かされたそう。

しかし、実際は“血”ではなくただの“水”を流していただけだが、死刑囚は自分の血だと思い込み、体に傷1つ入れられる事なく、死んでしまった。

これも人の思い込みによるものです。

 

このように人は思い込みによって、病気を治すこと・死ぬ事もできてしまうのです。

これは少し極端な例ですが、『思い込み』は普段の生活でも影響を与えています。

黒い猫と目が合うと不運な事が起きる

これはかなり有名な話ですが、そんなことを言ってしまうと黒い猫を飼っている人は毎日不運な目に合わなければいけません。

ですが、実際に黒い猫を飼っている人は毎日不運な事が起きていますか?

そんなことありませんよね?

あれも完全に思い込みに過ぎません。

思い込みをうまく活用する

ここまで影響のある“思い込み”をうまく活かせば、私たちはとてもいい方向に人生を歩めるようになります。

以前ご紹介した“ルーティン”というのも思い込みによるものです。

ルーティンってみなさんお持ち?? - ベースボールブログ

ルーティンはあるから良いというものではありませんが、うまく活用するととても強い味方になります。

 

アスリートも行うルーティンを我々も行えばやるべき事にスムーズに取り組めるようになるかもしれません。

勉強が嫌いだけど、毎日勉強したい

「勉強自体は嫌いだけど、勉強はしないといけない」と思っている人は多くいると思います。

これも“思い込み”をうまく利用すれば改善できるかもしれません。

 

「私は勉強が大好き」と毎日寝る前に思い込む事で、実際に今よりは勉強が好きになります。

そもそも「私は勉強がきらい」というのは誰が決めたのですか?

親ですか?神さまですか?

違いますよね。

全部“自分”が決めていますよね?

だから自分が勉強を好きだと思えば、勉強が好きになります。

自分が持っていると思い込もう

そしてタイトルにある通り、『自分は持っている』と思い込みましょう。

でも、ただ持っていると思い込んでも弱いので具体的な話をします。

小さなラッキーでも持っていると思います

1日のうちに1つぐらいはラッキーな事ありますよね?

っえ?

ラッキーな事がない日もあるって?

 

それは違います。

ただ、あなたがラッキーでないと思っているだけであってラッキーである事なんてたくさんあります。

例えば、電車に乗る時にホームに着いたらすぐに電車が来た。

これもラッキーです。

1日携帯を持ち歩いたけど、画面が割れなかった。

これも、画面が割れている人からしたらラッキーですよね?

このように1日あれば必ずいい事があります。

そして、そのラッキーの際に「自分は持っている」と思い込みましょう。

『持っていると思い込む事で、本当に大きな場面でもラッキーな事が起きる』

僕がこのように自分は持っていると思い込みだしたのは、高校1年生の時にある本と出会ってからです。

そこから、自分は持っていると思い込み続けました。

そうしたら本当に持っている人になれました。

 

高校3年の夏の大会の試合で9回裏、1点差で僕たちの高校は負けていました。

そして先頭バッターは僕で、そこでは四球を選びました。

ですが、そこからバントミスと凡退で2アウト1塁でした。

 

バントミスもあり、流れは最悪でした。

そしてバッターは打率は良いものの、長打はあまり期待できないタイプの選手で、なんとか2塁に行きたいと思っていました。

けど、自分がアウトになれば試合終了になってしまいます。

正直不安はありましたが、盗塁をしました。

するとキャッチャーも好返球でかなり際どいタイミングでしたが・・・・・

本当に間一髪でセーフになれました。

そして、打者がヒットを打ってそのまま試合に勝ちました。

 

試合が終わってからみんなに「あれはお前だからセーフになれた。本当に持ってるな」といわれ僕はそこで本当に“思い込む”事の大事さを感じました。

 

僕の話はあまり参考にならないかもしれませんが、今少しでも変な思い込みをしている人は“良い思い込み”を実践してください。

必ず、いい方向に向きますよ。