ベースボールブログ

野球の競技人口は年々減っていっています。そこで元高校野球児が野球の基礎や様々な野球情報を発信します。

中日ドラゴンズの根尾昂の意識とスペックが高すぎ

 

2018年のドラフト会議でヤクルト・巨人・日本ハム・中日の4球団競合の末、中日が交渉権を獲得し、入団が決まった。

そんな根尾選手だが、大阪桐蔭のチームメイトからは根尾様と呼ばれるほどの意識の高さとスペックの高さがすごいので今回は根尾選手について紹介します。

 

意識が高すぎる

タイトルにもある通り、根尾選手の意識の高さは半端じゃないです。

そこでここでは意識の高い根尾選手の様々なエピソードについて紹介していきます。

食事が早すぎる

大阪桐蔭の練習は1日練が多く、午前と午後の間に食事をとり、選手は束の間の休息をとります。大阪桐蔭の冬の練習はとにかくきつく、冬の練習を超え春先では冬とは別人のようにサイズアップした選手ばかりです。冬の間にみっちりと体をいじめ抜いた証拠です。

ですので、大阪桐蔭の選手の多くは食事の時だけはリラックスし午後の練習に備えるのですが根尾選手は違います。

レギュラーであり・プロ注目の選手でありながら誰よりも早く食事を済ませ、1人でグラウンドに行き自主練をするのです。

この光景にチームメイトは「本当に怪物だと思います」と評するほど。

自分がレギュラーとか関係無しに誰よりも時間を大切にする根尾選手。凄すぎます。

 

友人の遊びをも断り練習

 

チームメイトでロッテから1位指名を受けた藤原恭大選手とのインタビューで藤原選手が「大阪桐蔭のチームメイトとユニバ(USJ)で一緒に遊びに行きたい」とコメントし、実際に遊んでいる様子がネット上に公開されていました。

しかし、そこに根尾選手の姿はなかった。

これはあくまで噂なので真相は分からないが、おそらく根尾選手は練習をしているのではと予想される。

もしかしたら、当日に体調を崩し行けなかっただけかもしれないが根尾選手なら遊びを断り練習している可能性も十分にあり得る。

世間をそう予想させるだけの意識の高さは本物ですね。

 

寮の部屋はあえて簡素に 

中日ドラゴンズの寮に入寮し、多くの新人選手の部屋が注目され紹介され、根尾選手の部屋も注目を集めたがそこに移ったのはとても簡素なものだ。

大阪桐蔭のチームメイトの藤原選手が100万円相当のベッドなどの健康グッズを持ち込み記者の注目を集めたが、根尾選手の部屋はとても簡素で記者も戸惑うほど。

唯一持ち込んだのがバランスボールで根尾選手も「何にも置いてなくて申し訳ないです」とコメントしていた。

しかし、そこにも根尾選手の意識の高さがあり、

「自分は実力もなく、結果も残せていないので娯楽を楽しむような時間は無いと思います」と。

今まで数多くの新人選手がいたと思うが、ここまでストイックなのは本当に数が少ない、もしくは根尾選手だけではないでしょうか。

 

根尾昂のスペック

根尾昂選手は本当に真面目で様々なことに本気で向き合っています。

そんな根尾選手だからこそ生まれた様々なエピソードを紹介します。

 

頭が賢すぎる

ご両親は医者で根尾選手もとても頭がよく、中学の成績はオール5に近く生徒会長も務めるほどの秀才。さらに大阪桐蔭でも野球部員唯一の進学クラスに在籍し勉学にも励んでいました。

授業選択の時期には野球部員史上初、西谷監督に物理の授業を選択するのか相談をしました。

今までそんな野球部員がいなかったため西谷監督も困惑したそうです。

 

そんな根尾選手だが、高校進学を決める時期には将来的に医者になると噂が出回っていました。

西谷監督はそこで中学生の根尾選手に、

「医者になるなら今日でお別れをしよう。うちの高校は医者になるほど勉強の時間も取れないし、練習もきつい」

と言うと、根尾選手は

「自分は将来プロ野球選手になりたいです。よろしくお願いします」

と返し、大阪桐蔭の入学が決まったそうです。

 

スキーでも日本1

高校3年時には春夏連覇を達成した根尾選手ですが、中学校時代にはスキーでも日本1に輝いているんです。

根尾選手は岐阜県出身で雪国ということもあり、実は野球よりも先にスキーをやっていたんです。

しかも2歳からスキーをしており、大人に1人混じって練習をしていたそうです。

スキー自体は中学校2年生までしており、中学2年生の時に日本1になりました。

もちろん日本で1番スキーの上手い選手でしたので、きっとスキーの強豪校から多くの誘いを受けたと思いますが、根尾選手は自分が1番好きな野球を選びました。

 

根尾選手と言えば体にバネが凄い事で有名ですが、それはもしかしたらスキーをやっていたからではないかと言われています。

スキーでは下半身にものすごい負荷がかかるため自然と下半身の強化にもなり、さらに多くのターンをするため、体が柔らかくなり、バネが身についたと言われています。

これも何事にも全力で取り組む、根尾選手だからこそ得られた物だと思います。

 

ここまで根尾選手について書いてきましたが、本当に凄い選手・凄い人ですよね。

実力があって、才能もあるのに誰よりも努力をする。

そう考えれば、根尾選手のここまでの活躍は根尾選手にとっては当たり前なのかもしれません。

プロ野球ではどのような成績、功績を残すのか期待です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。