ドナイヤという球界の宝山田哲人を支えるグローブメーカー
ドナイヤというグローブメーカーをご存じですか??
一度は名前を聞いたことがあると思います。
このドナイヤを有名にしたのは間違い無くヤクルトの山田哲人選手です。
この記事で山田選手の活躍をまとめましたので、よかったらご覧ください。
そして、山田選手が惚れたドナイヤのグローブを今回紹介していきます。
ドナイヤは社長の村田裕信さん1人が社員で他に社員がいません。
そのため大量生産されることはできませんが、1つ1つのグローブの質で他社のグローブで勝負をしています。
まず社員が1人と言うだけで凄いのですが、なんとドナイヤのグローブの色はタン一色なんです。
これは余計なところにお金をかけるのではなく、質を上げるためだけにお金を費やしたいという思いから他の色のグローブを作っていないそうです。
さらにドナイヤでは山田選手用にオーダーメードをしていません。
どういうことかというと、
多くのプロ野球選手はスポーツメーカーに問い合わせをして自分用のグローブを自分の好みで注文し、世界に1つのグローブを作ってもらい使用している。
ですが、山田選手が使っているドナイヤのグローブはドナイヤが一般販売しているものです。
つまり、お店で売っているグローブを山田選手は使用しているんです。
あれだけ活躍している選手には本来、会社からお金をもらいスポンサーとして道具を使用するのが普通なのですか、山田選手は2006年にアドバイザリー契約をするまで自分でお金を払って使用していたんです。
そしてアドバイザリー契約を結んでからもドナイヤは山田選手用のグローブを作っていません。
ここまで頑固な社長の村田裕信とはどんな人なのだろうか??
元々は普通のサラリーマンであったが、グローブ作りのために脱サラ。
会社名からもわかるように関西出身。
そうドナイヤという名前は関西弁のどないやねんからきています。
関西の親父のようにどんなことがあっても芯を曲げない頑固さ。
もしかしたら、関西出身の山田哲人選手にはこのことも心に響いた要素かも。
そしてこのドナイヤは創業以来右肩上がりで売上が伸びている。
元々は地元の人の口コミで良いグローブを作っている会社があると、どんどん広がり山田選手が使用するまでになりました。
2010年創業で8年後の売上は初年度の約45倍までに成長。
社長自身、常に予約オーバーで在庫がない
とのこと。
しかし社員を増やすことや、事業拡大はしないことを宣言。
実際今もドナイヤのグローブが作られても絶対に最後に社長自らがグローブ1つ1つを点検しているそう。
そのため増量することは厳しいとのこと。
ですが、一般人であろうがプロ野球選手だろうが関係なく最高のグローブを使ってほしいという社長の頑固たる思いだ。
実際、創業以来からグローブの型は全く変わっていないそうです。
そこまで1つ1つのグローブに命をかけている姿は本当にかっこいい。
そしてドナイヤ唯一のアドバイザリー契約である山田哲人選手。
彼の守備を支えているのは、1人のグローブに命をかけている人がいるからだ。
このグローブは一般の人にでも予約をすれば手に入るものだから、本気で野球をする人には是非オススメのグローブです。