森友哉来年は40本塁打を宣言!!・・・・させられた??
そんな森選手が落合博満さんと会談する機会があり、
その場で来年の目標を聞かれると、本塁打を20本打つと宣言。
すると落合さんが、
そんな低い目標じゃダメダメ!!
目標は高くないと。40本くらいにしないと。
打てる気になれば打てるから。
はい、宣言しなさい。
落合さんにこう言われた森選手は
来年は本塁打を40本打ちます。
と訂正した。
もちろんこれは落合さんが森選手の能力を高く評価して、達成できると思うからこのように森選手にいったのだと思う。
落合さんは森選手について、
日本ナンバーワン捕手になってもらわないと困る
と太鼓判を押す。
森選手の能力を高く評価するのは落合さんだけでなく、ボヤキで有名で自身も打てる捕手として活躍された野村克也さんも
三冠王を狙える数少ない存在。
とにかくスイングが凄い。
と絶賛。
しかしそんな森選手も捕手として入団してすぐに花が咲いたわけではない。
今年は球界では絶滅危惧種の打てる捕手として活躍。
入団当初からバッティングには定評があり、1年目にはプロ野球史上3人目の高卒新人の3試合連続本塁打を記録。
さらに翌年には指名打者や外野手として出場し、20本塁打を記録。
高卒の選手が2年目までに20本以上の本塁打を打つことはあの松井秀喜選手以来。
このようにバッティングでは入団当初からものすごい活躍だったが、森選手には守備面での課題があった。
本人もインタビューで話していたが、
キャッチングが下手くそ!!
とのこと。
高校時代に森の守備を不安に思ったことはない
もはや、信頼していた
といっているがプロの世界では通用しなかった。
ある時期に森選手は外野に専念するという噂も出回ったが、
周りが捕手では厳しいと言っても森選手は捕手を諦めなかった。
打てる捕手はかっこいいし、子供の頃からの夢。
だから捕手として試合にでたい。
それから森選手は猛練習をした。
他の選手の倍以上を守備練習に時間をあて徹底的に基礎を固めた。
そして迎えた今シーズン。
捕手としてレギュラーに定着し、打てる捕手として西武ライオンズのリーグ優勝に貢献。
そんな野球選手として素晴らしい森選手だが実は内面も素晴らしい選手なのだ。
これは森選手が高校3年生でドラフトで西武から指名を受けたあとの話だが、
電車で高校に通学途中、事件は起きた。
目の不自由な70代の男性がホームから転落してしまったのだ。
それをたまたま森選手と、同じ大阪桐蔭野球部の生徒は目撃し、一目散にホームから降りて男性を救出。
森選手らによって救われた男性は軽傷で済み大事に至らなかった。
それだけでかっこいいのだが、さらにかっこいいのが
別のお客さんから連絡を受けて駅員さんがホームに着いた頃には男性は救出されており、森選手らは何事もなかったように登校したらしい。
駅員さんは救出した森選手らが背負っていたかばんを見て、大阪桐蔭高校の野球部だということがわかり感謝の連絡を入れた。
ピンチの時に何も迷わず人が助けられるというのは本当に凄いです。
さらにそれを誰かに自慢するわけでもなく、当然のようにやるとは・・
かっこよすぎです!!!
野球選手としても、ひとりの人間としても素晴らしい森選手の今後の活躍が楽しみです。