ベースボールブログ

野球の競技人口は年々減っていっています。そこで元高校野球児が野球の基礎や様々な野球情報を発信します。

野球部諸君へ“ベンチで監督の近くいると流れ弾食らうぞ”野球部あるある第8弾

みなさんこんにちわ!

今回は野球あるある第8弾の

”ベンチで監督の近くいると流れ弾食らうぞ“

です。

 

選手のみなさんは試合中ベンチのどこに座りますか?

そして

たかが”ベンチの座る位置“だと思っていませんか??

それだと非常にもったいないですよ。

いかに”ベンチの座る位置“が重要かご紹介していきます。

let's野球部あるある!!

 

試合中のベンチの座る位置がめちゃくちゃ大事

選手が何気なく座っているベンチ。

ですが、この”ベンチ“の座る位置によって多少なりとも野球人生を変える事ができます。

監督の近くのイメージ

皆さんにとって“監督の近く”というのはどのようなイメージですか?

正直あまり良いイメージありませんよね??

 

僕自身、監督の近くに座るメリットに気がつくまでは良いイメージはありませんでした。

そして多くの選手が監督の近くに座ることを嫌います。

とにかく流れ弾を食らう

なぜ、多くの選手が監督の近くを嫌がるのかというと

”流れ弾を食らう“からです。

もちろん流れ弾を食らうというのは、実際に銃から弾が撃たれてそれを食らうということではありません。

 

どういうことかというと、

試合に出ている選手がミスをした時や元気がないときに監督は多少なりとも怒りますよね?

そしてその監督が怒る時に、監督の近くにいると自分は何もしていないのに怒られてしまうリスクがあるのです。

 

具体例でいうと、

試合中に全然声が出ていないときがあります。

そんな時に監督は

「お前ら全然声が出ていないなぁ〜」

と怒ります。

そしてなぜか監督の近くにいる選手の名前をあげ、

「〇〇なんか俺の近くにいるけど、全く声が聞こえない」

と全て自分が悪いかのように言われることがあります。

 

もちろん、声を出していない選手が悪いのですが

「なんでおれだけ!?」

と思ってしまうものです。

こういうリスクが監督の近くにいるとあるのです。

だが、監督の近くにいると試合に使われやすいし評価を上げやすい

「じゃあ監督の近くって座っちゃいけないの?」

そう思いましたか?

 

正解をいうと、

監督の近くに座るべきです!!

 

「でも怒られやすいんでしょ?」

No No No No!!!!

怒られやすいというのは事実です。

ですが、監督の近くに座る事で得られるメリットが大きいんです。

試合に起用されやすい

監督のちかくに座ることで圧倒的に試合に出場できる可能性は高くなります。

 

大会ではあまり関係ありませんが、”練習試合“だと監督はいかに

試合で活躍できる選手がいるかを確かめたいため、点差が開いたりすると

普段試合に出ない選手を起用します。

 

そこで目立つのが”監督の近くの選手“なんです。

 

急に代打を出そうと監督が決めた時に、

かなりの確率で監督は”近くの選手“を起用します。

 

ですので、

「少しでも試合に出たい」と思う選手は、どんどん監督の近くに座りましょう。

監督の評価を上げやすい

さらに監督の近くに座ることで監督からの評価も上げやすくなります。

先程、

「監督の近くに座ると流れ弾を食らう」

と言いましたが、それは自分も他の人と”同様“に声を出していなかったりする場合です。

 

ですので、逆にいえば周りが声を出さない中、

自分1人声を出すことで監督からすれば

「コイツはいつでもチームのために声を出して盛り上げてくれる」

と“好印象”を受ける事ができます。

 

また、試合中に監督が小声で

「このピッチャー(自チーム)はこの回で交代だな」

と発言する事があります。

 

しかもその情報は小声だから監督の近くにいる選手にか分かりません。

そしてその情報を得たら、

「次の自チームの攻撃でそのピッチャーに打席が回ってくるから、代打を送られる可能性が高い」

という事が分かります。

 

そこで、素振りなど準備をすれば監督が気がつき・・・

必然と試合に出場しやすくなりますよね??

監督の遠くに座ると!?

結論からいうと、

監督の近くに座るほどのメリットはありません

しかし、メリットが全くないという事ではありません。

とにかく怒られにくい

監督の遠くに座るという事は、

“監督の目が届きにくい”という事になります。

 

そうなると、ベンチにいるだけで怒られるという事はほとんどありません。

極端な話、あくびをしても監督が見ていない事が多いのでほとんど怒られません。(チームメイトの士気をさげるので絶対に良くない)

 

でも監督のとおくに座るという事のメリットはこのくらいしかありません。

自分がいくら頑張っても評価されにくい

先程の“監督の近くにいると評価されやすい”の真反対です。

監督から遠い選手がベンチ内でめちゃくちゃ声を出しても、ベンチの近くの選手の声が圧倒的に監督に聞こえ、評価されるのでなかなか評価してもらう事は困難です。

 

ですので、“声”で監督にアピールをしたいのであれば絶対に

監督のちかくに座るべきです。

 

以上が野球部のベンチの座る位置についていました。

みんなが嫌がる“監督の近く”は実は選手にとって1番の特等席かもしれません。

“監督の近くに座る”だけで、監督の色々な話が聞けて、タメになるのも事実です。

 

だから今現状として

「頑張っているのに監督に評価してもらえない」

という人は思い切って監督の1番近くに座ってみてはいかがですか?

 

もちろん監督に評価されるために野球をやっていないのは百も承知です。

 

ですが、監督に評価されないと試合に出場できないのが“現実”です。

 

夏の大会でベンチ入りしたいのであれば、貪欲に監督の近くに座って評価を覆していきましょう!!