ベースボールブログ

野球の競技人口は年々減っていっています。そこで元高校野球児が野球の基礎や様々な野球情報を発信します。

オフシーズンに死ぬ気で練習したら絶対に強くなれる!!

野球を現役でやっているみなさん!!

今はオフシーズンで実戦形式の練習があまりなく、面白くない練習が続いていると思いますが、

「死ぬ気で練習していますか??」

オフの間に、秋まででは勝っていた選手・チームに追い抜かれることなんて、

当たり前のように起きますよ??

 

しかも、春になり、実戦的な練習や試合で

「コイツらめっちゃ上手くなっとるやん!!」

と気がついても、もう手遅れですよ??

 

冬の間に生まれてしまった“差”というのは、

シーズン中に追い抜くことは、本当に厳しいです。

 

そこで今回は

”オフの間の練習の重要さ“

を説明していきます。

 

オフで生まれる差はとんでもなくでかい

これはもう間違いないですね。

ではなぜ、“オフ”で開いた差がとんでもなくデカイのか説明します。

期間が圧倒的に長い

オフの練習というのは大体、

  • 11月の中旬〜2月のおわり

ぐらいですよね?

およそ、“4ヶ月”もの時間があります。

4ヶ月って、1年の3分の1ですよ??

そりゃそんだけの時間ものあれば、当たり前のように差が開きますよね。

 

大学受験の名言で

「夏休みを制する者は受験を制する」

という言葉ありますよね?

夏休みなんて、どんなに長くとも“2ヶ月”ですよね??

その2ヶ月で受験勉強は大きな差が開くというのだから、

4ヶ月というのはその倍です。

 

つまり、受験の名言を野球風に言えば、

「オフシーズンを制する者は、夏の大会を制す」

という言葉に変わります。

オフの間に死ぬほど練習したチームはそれからもサボる事がない

これも、“ほぼ”間違いありません。

野球選手にとって1番苦しいオフシーズンに、猛練習できた選手・チームというのは、シーズンが入った途端にサボるようなことは“ほぼ”ありません。

 

これも、受験勉強と同じで、

受験日まで遠い日から、毎日毎日コツコツとん勉強した人が、

受験が近づいてきた途端に全く勉強しなくなる事は考えられません。

 

もちろん、受験前で頭の中がグッシャグシャになるのを防ぐために、

勉強量を落とすという事はあるかもしれませんが、勉強は続けますよね?

これと同じ事が野球でも言えます。

 

オフシーズンに目標のために、毎日汗水流してきた選手・チームが、

シーズン始まった途端に練習をサボる事考えられますか?

 

中々考えられませんよね??

だからシーズンが始まってから、シーズンオフの差を埋めようと思っても、

オフ頑張ったところは、シーズンが始まっても頑張るため、差を縮めることは難しいのです。

実際に僕も全国大会に行きました

高校野球の最高峰“甲子園”に出場する事は出来ませんでしたが、

僕自身、中学の頃に全国大会に出場し、ベスト8入りする事ができました。

「どうせ才能があったんでしょ〜」

「うまい奴らが集まっただけでしょ〜」

いいえ。

そんな事はありません。

もちろん、ある才能があった人もいたし、

そこそこに練習はしていました。

決して弱いチームではありませんでしたが、僕らより強いチームはいくつもありました。

 

でも、なぜそんなチームが全国大会でベスト8入りできたのかというと

「オフの間に死ぬほど練習をした」

ただこれだけです。

2年の秋までふつうのチーム

これはマジです。

大きな大会の市予選で優勝したことなんてありませんでした。

っていうより、決勝にすらいった事がありませんでした。

 

正直秋の段階で、周りの人らは

「まさか、このチームが最後の夏に全国ベスト8入りする」

とは誰も思っていなかった事でしょう。

全国のために死ぬ気で練習

秋の最後の練習試合も終わり、本格的にシーズンオフを迎えたころに、

「今のままじゃ絶対にダメだ。目標は全国制覇で、どのチームよりも練習をしよう。俺たちは練習量で他を圧倒しよう」

という事で、猛練習がスタートしました。

 

本当に休みの日はなかったですね。

丸1日休みだったのは、元日と1月2日くらいです。

それ以外は

ずぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜と

練習をしました。

 

しかもただ練習するのではなく、

地獄のように走り、地獄のようにバットを振り込みました。

春になるとまるで別のチーム

地獄のようなオフシーズンを乗り越え、迎えた春。

僕たちは、自分たちでも気がつかないほど成長をしていました。

 

秋までずっと勝つ事のできなかったチームに、練習試合でコールド勝ち。

チーム全体の総合力も爆上げ。

県内屈しの好投手が投げてきても、平気で5点ぐらい取れる打線になり、

投手陣もオフの走り込みの成果で抜群の安定感がありました。

 

最後の大会までの間に、僕たちはおごりや過信のせいで、

調子を落とした時期もありましたが、それも自分たちで立てなおし、迎えた最後の大会。・・・・・

 

 

 

僕たちはブッチギリで市予選を優勝しました。

そして次の県大会では・・・

優勝しました。

危ない試合もあったものの、僕たちは県予選を制する事ができたのです。

そこからの、各県の1位2位のチームがあつまる地区大会でも優勝し、

“無敗”で全国に出場しました。

 

全国大会では1回戦はシードで、迎えた2回戦では7点差以上の点差をつくり勝利しました。

次の試合で負けてしまいましたが、僕はこの経験から

「本当に死ぬ気でやれば、ある程度の結果がのこせる」

ということを学びました。

 

 

こういった経験から、

「オフシーズンは死ぬ気で練習してください」

と伝えたいです。

 

今はもう2月でオフシーズンもあと少しで終わってしまいますが、

残りの時間も大切に。

 

 

読んでいただきありがとうございました。