イップス舐めんなよ??
みなさんはイップスを味わったことありますか??
ほとんどの人がないと思うけど、イップスってめちゃめちゃしんどいんです。
僕自身小学校の時にイップスになってものすごくしんどい思いをしました。
この記事に僕の経歴を書いているので是非ごらんください。
そしてイップスになってからの辛い経験や、僕の友達がイップスになった話をします。
もし今イップスで悩んでいる人は少しでも参考にしてほしいです。
僕とそいつの出会いは高校の時です。
同じ寮だったのですぐに仲良くなりました。
そいつはとても明るく面白いやつだったので、とても人気者でしたがそいつはイップスでした。
そいつと小さい頃から仲が良いやつもいたのでそいつに話を聞くと、
小学校の時はバケモノだった。小学生ながら関西の超強豪校から声がかかるほどの実力だった。県内でそいつを知らない人はいないほどのスター選手だったと。
でもあるときに、明らかなオーバーワークによって肘を怪我してからイップスになったようでそこからバッティングも狂ってしまった。
そこからは決してレギュラーで試合に出ることはなかったそう。
そんな凄い選手でもイップスに潰れてしまうのかと怖さを覚えた。
けど、当の本人は決して自分が凄い選手だったことは自分から言わないしイップスを治すために練習を頑張っていた。
結局そいつのイップスは治ることはなかった。
でもそいつはものすごい強い人間だった。
イップスになったことがない人にはわからないと思うが、イップスになると、とにかく投げるということが怖くなる。
少し暴投しただけで、イップスが悪化したのか??
次からちゃんと投げることができなくなるのでは??
と凄く不安になる。
正直野球を辞めたくて辛くなる。
けどそいつは決して弱気な発言はしないし、自分が辛いことは絶対に他人に見せない。
そういう姿を見て僕は頑張ろうと刺激をもらえた。
そしてそいつは引退後に、
俺はイップスになってよかった。
イップスになることで試合に出られないつらさや裏方のしんどさを感じることができた。
ここまで成長できたのはイップスになったからだと。
次は僕自身の話で、僕がイップスになったのは小学校5年生の時です。
先輩最後の試合でリリーフでマウンドに上がって、そこで初めて滅多打ちを食らいました。そこから僕は投げることが怖くなってイップスになってしまいました。
僕のイップスはまだ軽いもので、ピッチャーとしてバッターに向かって投げるときにイップスが発症してしまいものすごい1バウンドになったりというもので、キャッチボールや野手としての送球にはなにも問題がありませんでした。
そんな僕にチームメイトも気を遣ってくれて、バッティングピッチャーは
僕の代わりにみんなが投げてくれました。
そういったサポートもあり、内野手として僕は高校まで野球を続けることができました。
そして僕が今イップスに悩んでいる人に言いたいのは、
イップスを隠すのではなく、素直に言う
これがものすごく大事だと思います。
初めは言うことに勇気がいります。
ですが、自分から言うことで周りも分かってくれて色々サポートしてくれることです。
イップスの完治方法は今の判明していません。
イップスはものすごく辛いものです。
できればイップスになってほしくはありませんが、もしイップスになってしまったら逃げずに立ち向かってほしいです。
実際にイップスを治した選手はたくさんいます。
僕は完治はできませんでしたが、これだけは言えます。
この経験はとても大きなものだったと思います。
だから今イップスになっている人は、治すように頑張ってほしいです。
イップスになったからと言って、死ぬことはありません。
今はオフの時期。
本気で自分と戦ってみては??
そしてイップスで悩んでいる人が周りにいたら、話だけでもきいてあげてください。